これまで本市では、「第五次天童市総合計画（新世紀創造プラン）」のもと、21世紀という新たな時代において、社会経済情勢の変化に的確に対応すべく市政運営を進めてまいりました。

　本市は昨年、市制施行50周年の節目の年を迎えました。これまで歩んできた50年を振り返りながら、これから先の50年のため、全国に誇れるまちづくりを進めてまいりたいと考えております。そのために、今年度は、将来のまちづくりの指針となる「第六次天童市総合計画」を策定いたします。総合計画を策定するにあたりましては、多くの市民のみなさまから参画していただくため、「まちづくり懇談会」や「まちづくり市民会議」をはじめ様々な機会を通し、これまで以上に市民のみなさまのニーズの把握に努めるとともに、御意見や御提言などは最大限に総合計画に反映させたいと考えております。

　「まちづくり懇談会」は、6月17日の天童中部地区を皮切りに10月20日の干布地区まで、市内13地区におきまして各市立公民館、地域づくり委員会との共催で開催させていただきたいと考えております。幅広い年代層のみなさまに御参加をいただきますようお願い申し上げます。

　「まちづくり市民会議」では、各界、各層のみなさまからご参加をいただき、「健康と福祉のまちづくり」、「観光と産業のまちづくり」、「都市と環境のまちづくり」、「教育と文化・スポーツのまちづくり」の４つの分科会を設置し、各分野において調査、研究、提言をいただくなど、市民のみなさまが主体の計画を策定していきたいと考えております。

　今後とも市政に対する理解を一層深めていただきますとともに、市民のみなさまの積極的な御参加を期待いたしております。