市長の部屋

随想集

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平成21年7月

 今月から、本市では小学6年生までの医療費の無料化を開始しました。これまで、6歳児までの医療費を無料としてきましたが、乳幼児や児童の健康な発育を支援し、次世代社会の担い手である子どもたちの育児環境を一層向上させるため、名称もこれまでの「乳幼児医療証」を「子育て支援医療証」に改め、小学6年生までに制度を拡充しました。

 子どもの思わぬ病気や怪我による医療への出費は、月々の家計においては大きな負担となります。いつでも子どもが診察を受けられる制度があることは、子育てをする立場としては大変心強い味方です。安心して子どもを産み育てることができる社会を構築するためには、子どもの医療費無料制度は欠かせないものであり、少子化対策として最も有効な施策であると考えております。

 医療制度の健全な運用と地域における小児医療の充実が図られるよう、みなさまのご理解と良識ある行動をお願いいたします。

 また、これと併せて、子どもを持つすべての保護者が、ゆとりをもって子育てができるよう、児童手当、出産育児一時金、育児休業給付の充実など、子どもが生まれ成長していく過程において、経済的な負担を軽減する支援策の充実を求め、県や国に対し要望してまいります。

 子どもを育てる喜びをかみしめながら、これからも天童市の次世代を担う子どもたちのために共に歩んでいきましょう。

天童市長 山本信治

この記事に関するお問い合わせ

担当課: 総務部市長公室
tel: 023-654-1111
fax: 023-653-0704